当院のドクターには、補綴歯科(ほてつしか)の認定医が在籍しています。
補綴とは、失われた歯の形や機能を取り戻す分野のことで、詰め物、被せ物、ブリッジ、入れ歯、インプラントなど、口の中を再構築する治療全般を指します。
この専門性があるからこそ、審美治療でも「見た目だけ」で終わらない設計ができます。
「銀歯が気になる」「前歯の形を整えたい」「もっと自然な白さにしたい」。そんなご相談をよくいただきます。
見た目のお悩みは人それぞれですが、その奥にあるのはたいてい、「人と話すときに口元が気にならないようにしたい」「写真で素直に笑顔になりたい」といった、日常のなかのちょっとした願いです。
当院の審美治療で大切にしているのは、白さや形だけを整えることではありません。噛む機能がちゃんと保たれているか、数年後も安定して使えるかどうか。見た目と機能、両方が揃ってはじめて、本当に良い治療になると考えています。
当院のドクターには、補綴歯科(ほてつしか)の認定医が在籍しています。
補綴とは、失われた歯の形や機能を取り戻す分野のことで、詰め物、被せ物、ブリッジ、入れ歯、インプラントなど、口の中を再構築する治療全般を指します。
この専門性があるからこそ、審美治療でも「見た目だけ」で終わらない設計ができます。

たとえば前歯一本のセラミックを作る場面でも、その一本だけを見ているわけではありません。噛み合う相手の歯、隣の歯とのバランス、唇との位置関係、発音への影響、そして数年後にどう変化するか。そういったことを全部ひっくるめて考えながら治療を進めています。
見た目だけを優先すると、数年後に「噛むと違和感がある」「歯茎が下がって境目が目立ってきた」といった問題が起きやすくなります。
口元は口を開けるととても目立つ部位です。だからこそ、治療計画を立てる初期段階から、数年先のこともしっかり考えておくことが大事になります。
当院が治療の軸に置いているのが、バイオエミュレーション(Bio-Emulation)という考え方です。
難しそうな言葉ですが、要するに「天然の歯が持っている構造・機能・見た目を、できるだけそのまま再現しよう」という考え方です。
天然の歯は、人類の長い進化の過程を経て今の形になっています。歯の表面にあるエナメル質は体の中でいちばん硬い組織で、その内側にある象牙質はしなやかさを持っています。
この二層構造があるから、強い力がかかっても割れずにうまく力を逃がすことができます。天然歯は、このように非常にうまく作られており、理想モデルと言えます。
色の見え方も同様で、エナメル質の透明感と象牙質の色調が重なることで、自然な歯の色が生まれています。単純に「白くする」だけでは再現できないものです。
バイオエミュレーションでは、こうした天然歯の構造を修復材料でできる限り再現することを目指します。色を合わせるだけでなく、歯本来の機能や質感までを復元しようとする。それが、見た目の自然さと長期的な安定の両方につながっています。
保険と自費の治療の違いについて、多くの方が最初に気になるところだと思います。
保険診療は「最低限の機能を回復する」ことを目的に設計された制度です。使える材料や治療法に国のルールがあって、見た目の自然さや長期的な耐久性が必ずしも優先されるわけではありません。
費用を抑えながら必要な機能を取り戻すという意味では十分役立ちますが、「長く美しく使いたい」となると、材料そのものの限界が出てきます。
当院では自費が常に正解とは思っていません。保険で十分対応できるケースでは、その選択肢もきちんとお伝えしています。
当院で扱っている自費のセラミック素材は、e-maxとジルコニアの2種類です。
e-maxはガラスセラミックの一種で、透明感と強度のバランスに優れた材料です。
最大の特徴は、光の透過性が天然歯にとても近いことです。自然な歯は光をほどよく通すことであの独特の色合いが生まれますが、e-maxはその光の通り方を再現できる数少ない材料です。
金属を一切使わないため、歯茎が黒ずんでくることもありません。特に前歯など、見た目が大切な部位に向いています。
e-maxは、詰め物・被せ物どちらも対応できます。

ジルコニアはセラミックの中でもとりわけ強度が高く、奥歯の強い力や噛みしめにも安定して対応できる材料です。
金属を使わないので歯茎への影響もなく、長期的に安定して使えるのが大きなメリットです。
以前は「白いが不透明」というイメージがありましたが、最近は審美性を高めたタイプも登場していて、見た目の自然さも改善されてきています。
ジルコニアも、詰め物・被せ物、どちらも対応可能です。

前歯ならe-max、奥歯ならジルコニア、となることが多いですが、全ての症例でそれが当てはまるわけではありません。
噛み合わせの強さ、残っている歯の量、隣の歯との色のバランスなど、いろんな条件を踏まえた上で、その方に合った材料をご提案しています。
見た目の自然さや長期的な安定を重視した治療は、保険制度の対象外になるため自費診療となります。ただ、「自費診療が常に正解」とは思っていません。保険診療で十分なケースでは、その選択肢もしっかりお伝えします。
はい、できます。銀歯の大きさや位置、噛み合わせの状況を確認した上で、最適な方法をご提案します。銀歯の下に虫歯が進んでいるケースも少なくないため、まずはきちんと診査した上でお話しします。
一概にどちらとは言えません。噛み合わせの強さや治療する歯の場所、残っている歯の量などによって変わってきます。カウンセリングの際にお口の状態を確認した上で、どちらが合っているかをご説明します。
はい、定期的なメンテナンスをおすすめしています。どんなに精度の高い治療でも、日々のケアや定期検診を受けないと長持ちしません。噛み合わせの変化や歯茎の状態なども合わせて確認していきますので、治療後もぜひ定期的にお越しください。
もちろんです。「まだ治療するか決めていない」という段階でも大丈夫です。お口の状態を見ながら、選択肢とそれぞれのメリット・注意点をわかりやすくお伝えします。まずはお気軽にいらしてください。